みかん箱

室温の都合から玄関に置かれたみかん箱の片隅で

抗がん剤について。

抗がん剤について。

 

初発の時は手術後に

シスプラチン&TS-1を約一年続けました。

 

・シスプラチンは点滴後ものすごく体調悪くなるけど、入院しながらの点滴なのでさほどキツくはない。吐き気止め等も万全の体制が整ってる。いちいち入院するのが面倒なのと、看護師さんによっては刺すの下手で涙目になるくらい。刺してから血管探るのヤメテ。

 

・TS-1は副作用の吐き気が酷くて、最終的にはもう身体が受け付けなくなった。あの独特なピーチ味の錠剤を口に入れる度に「余計な味付けしやがって」とかブチ切れながらえづいてた日々。しかも口内崩壊錠ときたもんで、頬張ると強制的に口内で広がる。身体が「毒飲んでるなう!毒飲んでるなう!!」と叫んでる感じ。とにかく吐き気との戦い。

 

さて今回の再発では、サイラムザ&アブラキサンの週一通院点滴です。

1週目 サイラムザ&アブラキサン

2週目 サイラムザのみ

3週目 サイラムザ&アブラキサン

4週目 お休み、回復期間

この繰り返しになります。

 

・どっちの副作用かは分かりませんが、手足のしびれが残ることがあるみたいです。私の通ってる病院では防止策として、アイスノンを入れた鍋つかみみたいなミトンとブーツを装着してもらえます。点滴中いつも爆睡してるので、目が覚めるといつの間にやら装着されてる状態に。

・そして何より恐ろしいのが脱毛率90%以上という破壊力。キサン系は総じて脱毛率が高いみたいです。初発の抗がん剤セットの時は「若干薄くなったかな~」くらいで済んだ脱毛も、今回ばかりはお手上げです。初回点滴から20日くらい経った頃から急激にばさばさ抜けて、現在リアルに落ち武者状態です。きっつ。

・正直「吐き気も前より全然マシだし脱毛くらいなら別にへーきへーき☆」とか思ってたんですが、いざ脱毛してみると肉体的苦痛より精神的打撃がデカい。ほんとにタオル帽子が手放せない。なかなか割り切れなくて、よく隠れて風呂場でコンビニ袋いっぱいの抜け毛を拾いながら泣いてました。今客観的に見るととてもシュールで怖い絵面だったと思います(∩´∀`∩)9割方抜けて、ようやく諦めと共に受け入れた感じです。

 

明日は2コース目の第2週。

サイラムザ単品の点滴してきます!

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なんか腹立つ顔の家の猫。