みかん箱

室温の都合から玄関に置かれたみかん箱の片隅で

無傷のみかんがキズありになった経緯

2016.夏

  パチンコ店員として張り切る日々。

  元々胃痛持ち。市販薬で誤魔化しながら普通に生活。

2016.秋

  いろいろ市販薬を渡り歩き、どうしようもない時は医者へ。

  胃カメラにビビりばっくれ、また市販薬に頼る日々。

2016.冬

  とうとう最強の胃薬、ガスター10が効かなくなる。

  どうしようもないので総合病院へ。

  初診の判定は胃潰瘍内視鏡による組織診断の結果もOK.

  だが妙な胸騒ぎを覚えた担当医により執拗な再検査。

  ここで胃がんが発覚する。ステージ3b、印環細胞がん。

2017.春

  いろいろな検査をした後、手術。仕事は休職。

  内視鏡にて胃全摘、周囲のリンパ節郭清。

  *ここで内視鏡の穴×3と胃袋の取り出し口×1、

   計4つのキズがつく。

   (穴の一つはヘソなので外見からだと計3つ。)

  回復と抗がん剤治療、ダンピングに悩む日々が始まる。

2018.春

  一年に渡る抗がん剤治療が終わり、定期健診のみに移行。

  仕事場に復帰、事務職として慣れない仕事をがんばる日々。

2018.秋

  がんばったのも空しく、職場が閉店。せちがらくも無職へ。

2018.冬

  みぞおちに妙な痛みが続き、お世話になった総合病院へ。

  みぞおちのリンパ節に再発転移が見つかる。即入院。

  リンパ節のがん細胞肥大により肝管が圧迫狭窄、

        黄疸が出る。

  右脇腹からチューブを通し、

        肝管へ金属ステントを挿入設置。

  *ここでチューブを通す穴を開けたのでキズ+1。

   ヘソ含み合計5つ。

  普通の人なら口から通すんですが

   私は胃全摘で内臓の配置がわやわやの為

   脇腹に穴が開きました)

  とりあえず検査と痛みのコントロール

        黄疸の処置で退院。

  通院で抗がん剤点滴投与が始まる。

  サイラムザ&アブラキサン。

  頭が落ち武者になる。

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    今ここ

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